子どもの便秘に引き続き、今日のコラムは夜尿症の症状と改善方法についてです。
「夜尿症」とは一般的にいう、「おねしょ」のこと。
特に5歳以上で1ヶ月に1回以上の夜尿が続く場合を「夜尿症」と言います。
夜尿症は7歳時点で約10%のお子さんに見られ、生活指導をはじめとする治療介入によって、自然経過に比べ治癒率を2-3倍に高めることができると言われています。
当院では、まず尿検査やエコー検査、必要に応じて血液検査を実施いたします。
また、ご自宅で排尿・排便の日誌をつけていただき、まず生活習慣で改善ができないか検討します。

それでも改善が見られない場合には、お薬やアラーム療法(おねしょを感知するセンサーを取り付け、おねしょが発生した際にお子さんがアラームによって目を覚ましてトイレに行き排尿できるように促す行動療法)を用いて治療を行います。
夜間だけでなく、昼間のお子さんの尿失禁や排尿回数に心配がある場合も、お気軽にご相談くださいね。
参考)